M’s journal

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繊細さんHSP highly sensitive person

武田友紀さんの繊細さんについての本に救われた。

武田さんは、繊細な人を「繊細さん」と呼ぶ。

HSP highly sensitive person はアメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した概念で、生まれつき繊細な気質を持つ人の名称。

 

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どんな人が繊細さんに当てはまるか?

・自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ

・他人の気分に左右される

・痛みにとても敏感である

・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃げられる場所に引きこもりたくなる

・カフェインに敏感に反応する

・明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい

・豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい

・騒音になやまされやすい

・美術や音楽に深く心動かされる

・とても良心的である

・すぐにびっくりする

・短期間にたくさんの事をしなければならない時、混乱する

・人が何かで不快な思いをしてる時、どうすれば快適になるかすぐに気づく

・一度にたくさんの事を頼まれるのがイヤだ

・ミスをしたり物忘れをしないようきをつける

・暴力的な映画やテレビは見ないようにしている

・あまりにもたくさんのことが自分の周りでおこっていると、不快になり神経が高ぶる

・空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる

・生活に変化があると混乱する

・デリケートな香や味、音、音楽などを好む

・動揺すらひような状況を避ける事を、普段の生活で優先している

・仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる

・子供の頃、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

 

以上の質問に12個以上当てはまると繊細さんな確率が高い。

私はほぼ当てはまる。歳をとって、昔は感じないと蓋をしていた所も、はずす様になったら完全に繊細さん。

 

沢山考えてしまう事を自身でぐるぐる病と呼び、なんか少し人と違うなぁって思ってずっと生きてきた。ずっと生きづらいって思ってきた。

 

それでも自分の事を理解したい、人間について、心や脳について興味があって知りたくて心理学を学んできて、自身なんか人と違うけど、科学的な検知に基づいて違いを知りたいなぁーって思っていたら、この本に書いてあった!

 

繊細な気質を持って生まれた人は、現象に対してミラーニューロンがより活発に反応する!

だよね〜!と納得。

更にストレスに対するコルチゾールもより多く分泌され、恐怖を感じた時に出る脳内伝達物質のノルアドレナリンも沢山でる!

だよねー!だよねー!ととてもガッテンして、腑に落ちた。

 

そういう機能を持って生まれたんだ。

生まれつき背の高い人を変えられないように、気質を変える事は出来ないって書いてあって、更に繊細な感性を大切にしたまま、ラクに生きても良いって…。

 

武田さんの本を読んで涙が出た。

「この本を手にとってくださった繊細さんが、少しでも安心し、自分のままで生きていけるのだと未来にワクワクできたなら本当に嬉しく思います」って。

そうなんだ!このままでいいんだ?変えようとしなくていいんだ?って肩の荷が降りた気がした。

 

この感性を大切にしても苦しくならない様な方法が沢山書いてある。

 

そのまま生きてこ、自分のままでいいんだって肯定できた。

 

#HSP #繊細さん #武田友紀さん #beingmyself