M’s journal

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Trauma bond/Stockholm syndrome

トラウマボンド/ストックホルムシンドローム

ストックホルムシンドロームについては薄っすら聞いた事があった。でも、自分に起きて初めて現実として理解した。

 

トラウマボンドは、虐待的な関係にある際に築かれてしまう。人間の逃避反応として潜在意識で作られてしまうから、とてもトラウマボンドが作られないようにするのは難しい。特に私の様なエンパスやcodependent 共依存だと、気づいた時には、ぐるぐる絡まっている事がほとんど。

 

ストックホルムシンドロームは、ストックホルムで起きた強盗事件がきっかけで理解された症状。逃げる術が無い恐々とした状況下で、犯罪者が人質に食事を与えたり、トイレに行かせるなど当たり前の行動を取ると、人質は優しくしてもらえたと考え、相手を良い人だと思い込もうとする。逃げられない状況で、いかにストレスを緩和するか、相手と仲良くなって逃げられるチャンスを作る、又は頼みの綱はそこだけだと絶望し、その対象を必要だと思ってしまう。

ストックホルムの強盗事件では、犯人と結婚したり、犯人を許そうと運動したりする人質が出て、心理学者がその現象を学んだ。

 

虐待的な親子関係なのに、子供が親をかばう。

暴力振るわれてるのに、相手をかばう。

こういうの。

 

Cluster Bのサイコパス、ソシオパス、ナルシシスト、ボーダーラインパーソンは、恋愛関係、人間関係でこのトラウマボンドを作り、相手をコントロールする。

 

前回書いたサイクル

love bomb→devalue→discard→hoover→love bomb... ターゲットが許す限り延々と、または、abuser虐待者がsupplyエネルギーの供給を得ている間続く。

 

トラウマボンドがどの様作られるかというと、最初のラブボム/理想化の際にabuserがtargetにひっきりなしに注ぐアテンション、四六時中のチャット、プレゼントの嵐、急接近、身内だけでしかわからない様な会話、誉め殺し…とにかく恋愛でも、恋愛じゃなくても相手の存在を沢山注ぎ、普通では無い繋がり方bondをした時徐々に頭の中でaddictionとして作られちゃうそう。

相手に良い事を言われている時、feel good hormone幸福ホルモンのdopamineやセロトニンオキシトシンがドバドバ出ている状態で、脳内ではハイになってる。それだけでも中毒になっているのに、toxic people毒の人達との関係では、上に上げたサイクルが絶対に展開される。更にボンドを強くするのが、discard捨てられる時。

普通なら、話し合って離れるとか、ある程度状況を理解しながら、関係を変えて行く事が出来るが、toxic people/manipulator 虐待者とはそれが出来ない。ナルシシストサイコパスは良心が欠けている、相手の気持ちが分からないから。

 

相手の勝手なタイミングで、しかもターゲットに1番ダメージを与えられるタイミングで、高いビルの上から叩き落とす様にターゲットを捨てる。

 

すると、ターゲットは訳が分からなくなり、混乱する。混乱して、abuserを庇おうとしたり、言い訳をしてあげたり、なかった事にしようとしたりしてtrauma bond は更に太く形成されてしまう。

 

Intermittent reignforcement 断続的に良い事を悪い事が続いた時に注入されると、その良い事を何倍にも強化して感じてしまう。

砂漠の一滴の水や、ギャンブルのジャックポットに対しての脳の反応で、中毒が起きて、ボンドが作られる。

 

自己愛性パーソナリティ障害narcの人との関係でも強いボンドが作られてしまう。

最初はあんなに優しかったのに…。

最初はあんなに楽しかったのに…。

あの人がこんな酷いことをできる訳がない。

そんなの信じられない。

こんな風に感じてる時に、以前の楽しかった時の彼や、彼女を垣間見せられたら、幸せホルモンが一気に放出され、更に、怖い思いをしている時にに出るノルアドレナリンとかまで出て頭の中は脳内ホルモンのカクテルでザブザブ。

 

これに中毒になっているのが、トラウマボンド/ストックホルムシンドローム

 

抜け出すのは大変。

 

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